潜在意識と心は密接に関連しています。

潜在意識は、心の中で意識化されていない状態の思考や感情の集合体であり、心の深層に存在しています。

心は、意識的な思考や行動のみならず、潜在意識からも影響を受けています。

たとえば、過去に経験したトラウマや恐怖心は、潜在意識に心の傷として残ります。

そして、この心の傷を忘れないように心に蓋をしてしまうのが人間です。

本来は手放したいのにですね。

人は、時としてこのような不都合を自分に積み重ねていきます。

こういった心の傷は、現在の行動や感情に影響を与える可能性があります。

心の傷が、承認欲求と関連していることがよくあります。

1.心

心とは、どこにありますか?

と聞かれたら、心臓の位置を思う人が多いと思います。

このように、個人の内側にあって、姿は見えないものだと思います。

そして、移ろいやすいものであると思います。

『怒られたら』イライラしたり悲しくなったり。

『褒められたら』嬉しかったり喜んだり。

そのように、移ろいやすいものであります。

意識できるものが心ともいえるでしょう。

2.潜在意識

潜在意識は、人の意識の下にある思考や感情の集合体を指します。

深層心理とも呼ばれます。

潜在意識(深層心理)とは、多重構造になっています。

潜在意識は、意識化されていない状態の心の中に存在しており、直接的にはアクセスすることができません。

潜在意識は、過去の経験、信念、欲求、感情などの情報を保持しています。

自分の過去の記憶です。

これらの情報は、一時的に忘れられたり、無意識になっているかもしれません。

それでも無意識に、個人個人の意識の形成や行動にも影響を与えます。

3. 潜在意識が与える心への影響

潜在意識は、心にさまざまな影響を与えることがあります。

以下にいくつかの例を挙げます。

・潜在意識は、行動の根本的なモチベーションや動機付けに影響を与えることがあります。

 無意識の欲求や抑圧された感情は、個人の行動や選択に影響を与え、特定の方向に向かわせる可能性があります。

・潜在意識は、意識的な思考や判断にも影響を与えます。

 過去の経験や無意識の信念が、個人の思考パターンや意思決定に浸透している場合があります。

 潜在意識の影響を意識化することで、思考の偏りやパターンを認識し、必要に応じて変化させることができます。

・ 潜在意識は、感情や情緒にも影響を与えます。

 抑圧された感情や無意識のトラウマは、現在の感情体験に影響を与える可能性があります。

 潜在意識にアクセスし、それらの感情を解放することで、感情の調整や癒しを促すことができます。

・ 潜在意識は、個人の自己イメージや自己価値観にも影響を与えます。

 無意識の信念やトラウマは、自己評価や自己受容に影響を与える可能性があります。

 潜在意識の調査や解明を通じて、健全な自己イメージとポジティブな自己価値感を促進することができます。

4.潜在意識と承認欲求

潜在意識と承認欲求は密接に関連しています。

これは人間の基本的な欲求の一つであり、他人からの支持や承認を通じて自己肯定感や社会的なつながりを得ることとも言えます。

承認欲求は、他人との関係や社会的な環境において重要な役割を果たします。

例として、

小さいころに両親からあまり褒められずに育った子供がいたとします。

その結果、褒められたくて、褒められることを追い求め、頑張って勉強したりします。

それにより、成績が良かったことを褒められたら、嬉しくなりもっと努力するとします。

一見すると良いようですが、その子の勉強の目標は、褒められるためだけになってしまうんです。

褒められるって、どんな感じがしますか?

嬉しくって、少し恥ずかしくて、喜べたり。

そして、褒め合えるってどんな感じがしますか?

そして、小さなことでも褒め合えるような家族は、どんな家族でしょうか。

一般的には、温かいなど言われるような、みんなが笑顔でいる家族などでしょう。

この子の褒められたい、という感情の内側にあるのが、真の欲求というやつかもしれません。

この子の褒められたい感情の内側にあったのは、この子が欲しかったのは、温かい家族かもしれないのです。

ここの本当に欲しいという感情に潜在意識で蓋をして、心の傷になっている人が多いのです。

なので、大人になっても家族からの承認を求めます。

ですが、社会的にどんなに称賛されても、両親や妻や子供たちから承認されても満たされないのです。

承認の内側にある欲しいものが、分かってない・間違えているからです。

その結果、無理をしすぎて、心臓の病や憂鬱になったり身体の病気になったりします。

本人が欲しかったのは、病気ではなく褒められることだったはずです。

そして、温かい家族だったはずです。

もうすでに、褒め合える温かい家族は在ったのにですね。

このように本人が気づいてないだけで、潜在意識と承認欲求は相互に作用し合います。

潜在意識には、過去の承認や非承認の経験が保持されており、それが現在の承認欲求に影響を与える可能性があります。

また、承認欲求が高まることで、潜在意識に影響を与え、自己イメージや自己評価に関連する要素が浮き彫りになることもあります。

心理的な健康や幸福感を追求する上で、潜在意識と承認欲求の関係を理解し、適切に扱うことが重要です。

潜在意識を知れば自分のために、もっと!もっと!欲しい!!! だけの感情に流されない力になります。

ブレーキをかける能力は、潜在意識を知ることで身に付きもします。

しかし、心や潜在意識と向き合うのは、大変な苦痛を伴います。

そこにいるのは、見たくない自分だからです。

ですが、その見たくない、最低でカスなつまんない自分を知ってからなのです。

自分にも生きる価値があるんだなと、少し思えるのは。

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